病院で治らない病気を治す方法

病院で治らない病気で悩んでいる人に、アーユルヴェーダの教えから病気の真の原因と対策を紹介

ヘナとは何?優秀ヘナの9つの効果~生理痛の治し方③~

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ヘナとは何かご存知ですか?

ヘナはアーユルヴェーダでよく使用されています。

生理痛だけでなく・・・

ほとんどの女性疾患に効果のある優秀なハーブです。

 

ヘナは3~6メートルの低めの木です。おもにインドや東南アジアに自生しています。

縦2㎝横1㎝の緑色の葉っぱがたーくさんつきます。

 

かわいらしい白い花は香水の原料になります。

クレオパトラがアントニウスに初めて会いに行ったときに、身を隠すために体を包んだ御座船の帆にはこの香水が染み込まれていたそうです。甘く魅惑的な香りらしいですよ。

 

葉っぱは粉末にして染料やヘナとして流通しています。殺菌効果があるので、薬としても使われています。

 

インド女性の髪はツヤとコシがあります。そして筋肉や骨もしなやかです。

その秘密はヘナ。インド女性はヘナを生活に頻繁に取り入れています。

ヘナを生活に取り入れるとどんな良いことがあるのか、見ていきましょう。

 

◆ヘナの9つの効果

 

①体内の解毒&浄化

1990年、科学者アーナンダ・K・K・シングル・B・チャンダンビーケー氏の論文で興味深い発表がありました。

ヘナにはローソニアアルバという成分が含まれており、その成分が肝臓の毒素排出を助けるというもの。

体内に入ってしまった毒素は、ふつう肝臓で解毒されます。しかし、毒素が多すぎて解毒しきれなかった分は体内に残ります。それが少しづつ溜まると、老化や病気の原因になります。

私たちは毎日知らないうちに毒素を体に溜めています。

その排毒は今まで肝臓だけに任されていましたが、この発表により、自らの手で排毒する方法を得ることができました。それがヘナです。

 

②幸運を呼び込む

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ヘナは幸運の女神ラクシュミーが最も愛する植物です。邪悪なものから身を守り(魔除け)、幸運を呼び込む力があると言われています。

インドではお祝いや結婚式にはヘナで体に美しい模様を描きます。(メヘンディ)

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③子宮を健康にする

ヘナの葉っぱにあるナフトキンという成分は、子宮の働きや生理不順を整える効果があります。(チャンダビーケ氏の論文より)

前記事でもお話ししましたが、頭皮と子宮はつながっています。子宮を整える効果があるヘナを頭皮に塗ることで、普段は直接触ることもできない子宮にアプローチすることができます。今までずっと生理痛があった人も、カラー剤をやめてヘナで頭皮のデトックスをはじめてから「生理が軽くなった」という報告がたくさん挙げられています。

 

④頭が重い、ボーとするという症状をすっきりさせる

ヘナをした後、頭がとても軽くなります。

「あれ?今まで私の頭になんかついてたの?」という感じ。

理由は色々あると思いますが、私がスピリチュアル的に原因をリーディングしたとき、実際に憑依が取れていたのでそれかなーと思ったりしてます。

良質のヘナだと髪が乾くのも早く、私の場合ドライヤーで乾かすのがいつもの半分くらいの時間で済みます。

 

⑤顔と首が色白になる

ヘナをした後、顔から首、デコルテにかけて色白になります。(個人差あり)

私はソバカスが多い赤ら顔なので、結果がわかりやすく、ウヒョー!と飛び上がって喜びました。

 

⑥髪を美しく健康な状態にみちびく

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・剛毛な髪は、しなやかになります。

・細い髪には、コシとツヤをもたらします。

・薄毛には、育毛促進の効果があります。

・髪を紫外線から守ります。

・根元が健康になり、髪にふんわりボリュームが出ます。

たった1回のヘナでも効果を実感される方が多いようです。

ヘナは髪に吸着した汚れを落とす作用があるので、髪が痛んでいてトリートメントでサラサラ感を出している方は最初キシキシになります。

3日に一回ヘナをして、5回目からサラッとしたという方もいます。

 

私の場合、うつ病で前髪がほぼ白髪になり、出産後に抜け毛と切れ毛が増え、傷んでパッサパサだし、その割に頭頂部はペタッとしてボリュームがなく、いつも頭皮がなんとなく痛い、という6重苦でした。1回目で「おっ🎵」と思う効果があり「これは続ける価値あり」と思って、まだ髪はパサパサだったけど市販のトリートメントは付けずに日中はオイルを毛先に付けてやり過ごし、1週間に一回ヘナをしました。回を重ねるごとに頭皮が元気になっていくのを感じて、5回目くらいでオイルなしでも外出できる満足のいく髪質と髪の生え方になりました。「そうそう。20代の時はこんな感じだったのよ」と思いました。

「健康にはよくないけど、とりあえず見た目だけよくする」という考え方から卒業し、「やればやるほど健康になり(毒素排出)、髪本来の力で髪のあらゆる問題から解放さたい」という方にヘナはおすすめです。

 

⑦白髪染め、カラーリングに使えます

ヘナは赤色色素。ヘナだけの場合、髪が全体的に鮮やかなオレンジ色に染まります。白髪はオレンジ色に、黒髪はほんの~りブラウンになります。

白髪を自然なブラウンに染めるには、インディゴというハーブを使います。

私は前髪がほとんど白髪なので、月に一回自宅で白髪染めをしています。

(自宅で簡単にできるヘナのやり方もこれから公開します)

カラー剤は地肌に付かないように数ミリ避けて染色剤を塗りますが、ヘナは頭皮に栄養を与えてくれるので頭皮にベッタリたっぷり塗れます。

 

⑧よく眠れる、心の安定~リラックス効果~

ヘナの成分「ローソニアアルバ」に睡眠を深くする効果があると論文に書かれています。私もヘナをした後は心が安定し、ぐっすり眠れます。目覚めもスッキリ!ヘナの草原のような香りは、大自然で深呼吸をするようなリラックス効果を与えてくれます。

 

⑨消炎・抗菌・防臭

ヘナには「冷やす作用」があるので、体に色々使えます。

●消炎・・・やけど、傷、吹き出物、皮膚病に塗る薬草として。私も大きいニキビに塗ってみました。赤みが落ち着きました。

●抗菌・・・水虫のなどの消毒に。

●防臭・・・いやな臭いを吸い取ります。

 

まとめ

 ヘナはインドやエジプトで人々の生活に多様に使われてきました。

●健康のために体に塗る

●女性の美しさのため、香水やメヘンディに使う

●もちろん男性も頭髪やヒゲ、眉毛の他にも手足の爪も染めていた

「見た目だけでなく、体の内部から美しくなりたい」と女性が思ったとき、ヘナはとても有効です。

 

私は日本の美容室からカラー剤がなくなり、みんな気軽にヘナをする時代が来ることを望んでいます。体に悪いことをやめて、体に良いことをするのは当たり前なことだし、みんな健康になったらきっと世の中がもっと明るりますよね。

 

でも、日本にはその文化がなく、やり方を知らないという方が多いと思います。

初めてのことにチャレンジするのって、楽しいけど「失敗するんじゃ・・」と不安もありますよね。でも、大丈夫!

次の記事では「自宅でできる簡単ヘナ」の方法をご紹介します。

 

ちなみに、私の使ってるヘナはこちらです。↓

 

 

ヘナは良質でないと効果が出ません。ヘナの恩恵を受かられるかどうかは、良質なヘナを見分けられるかにかかっています。私はいっぱい失敗しました(笑)

 

odeko.hatenablog.jp

 

次回もお楽しみに!

 

「良質なヘナの選び方」の記事はこちら↓

odeko.hatenablog.jp