病院で治らない病気を治す方法

病院で治らない病気で悩んでいる人に、アーユルヴェーダの教えから病気の真の原因と対策を紹介

うつ病でご飯を美味しく食べられないあなたに。普通のご飯を美味しく食べる方法。うつ病貧乏だった私の作戦。

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私はうつ病になった時、ご飯を美味しく食べられませんでした。

うつ病になる前と後では・・・

味覚が変わってしまったのか、何を食べても味がしないんです。

食べる。美味しくない。食べる。美味しくない。の繰り返し。

胃腸も壊していたので、消化に悪いお寿司屋やラーメンが食べられないなどの食事制限もありました。

料理をする気力もありません。

うつ病であまり働けないので満足な収入がなく、高いものは買えません。

 

ご飯が美味しくないって、苦痛です。

もう食べるのやめちゃおうかな。。。と何度も思いました。

 

そんな、うつ病貧乏な私が食べていたのは、こんなご飯。

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 質素だね~(笑)

 

でも、これを作るのが精いっぱい。金銭的にも、体力的にも。

うつ病になると、ご飯を炊くだけで100mダッシュしたくらいの体力を使います。

「はぁはぁ」言いながら、炊飯器のスイッチを押すという(笑)

うつ病じゃない人には決して理解されない「うつ病あるある」です。

 

毎日こんなご飯を一人で部屋でモソモソ食べていました。

「なんでこんなことになってしまったんだろう。。」なんて泣いた日もありました。

 

しかしある時、急に笑いがこみ上げてきました。

 

「あはははっ!!!!それにしても、ひどい食事だね。平成とは思えないよ。このご飯を喜んで食べるのは、江戸時代の人くらいでしょ。あははははっ!!!」

 

・・・クレイジーですねぇ。もはやホラーです。

超えてはならない一線を越えてしまったんでしょうね(笑)

 

しかし私はそこでハッとしました。

 

 

喜んで食べるのは江戸時代の人くらい・・?

こんなご飯でも、江戸時代の人は喜んで食べてたんだ・・・

じゃあ、私も江戸時代の人になれば、美味しく食べられるかもしれない!!

 

さすがクレイジーは普通の人と考えることが違います。

私はさっそく江戸時代の人になることにしました。

 

え?どうやってなるのかって?

 

妄想ですよ。

 

お金はないけど、時間は有り余ってますから毎日できることは妄想くらいです。

現実社会から逃げ出したいので、妄想が得意になっていました。

 

目をつぶって大河ドラマをイメージしました。

私は古い着物を着ていて、粟や稗をよく食べているんだ。白米はごちそうで、「いつかお腹いっぱい白いご飯を食べたい」って思ってるんだ。ご飯は一日2食しかとれなくていつもお腹が空いている。お肉や魚はたまーにしか食べられない。付け合わせの梅干しやみそ汁もごちそう。。。

 

そしてパッと目を開けると、いつものご飯がとてもおいしそうに輝いて見えました。

でも、ここで油断は禁物。妄想から覚めてはいけません。

食べる前に私はご飯のお茶碗を手に取り、よくよく見ることにしました。

「ひさしぶりの白米だ。次はいつ食べてるかわからないからよく見ておこう。お米の一粒一粒が輝いてる。美味しそうだなぁ。こんなのあっという間に食べ終わっちゃうよ。いつか5杯くらい食べてみたいなぁ」

 

そして、実食。

 

すると・・・美味しぃ。。。

 

「美味しい。あれ?モグモグ。美味しい。ん?モグモグ。」

「梅干しはもったいないから、少しずつかじろう」

「はぁーみそ汁、あー生き返るわ~。みそを開発した人は神だな」

「お茶わんにご飯の粒がこびりついて残ったな。もったいない。。そうだ!みそ汁を入れて溶かして飲もう!」

 

ハイテンションが止まりません。久しぶりに美味しいから(笑)

ご飯が美味しいって、こんなに幸せなことなんだと思い出しました。

 

私はそれから毎回、江戸時代ごっこをして食べました。

「今日はなんと卵があります!飼ってるニワトリがやっと生んだんだ」

「白菜の漬物でごはんを巻いて、おにぎりにしちゃおう」

などなど、少ないおかずでも一つ一つが貴重であると思い込んでから食べると食事が楽しみになりました。

こうして私はうつ病時の食事の苦痛を乗り越えました。

 

今でも食欲がない時はやってます。結構効きます。

一人ご飯が得意な人は、きっとこういう遊びが得意なんでしょうね。

ただ、誰かと一緒に食べる時はコッソリやってください(笑)

 

 

 最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

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